[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
瑠衣さん、名前だけ桜夏さん、愕さんお借りしてます。
◆◆◆
「ちょっと聞いてよさっくん!今日さぁ。」
「なんや、また桜夏っちと喧嘩したん?」
「すっごーい!なんで分かったの!?」
「そりゃ、二日にいっぺんはルイの話に出てくるもんなぁ・・」
なんだかんだではじまる会話がいつも楽しみで楽しくて
そんな他愛のない話をしている彼女の横顔を見るのが大好きで
「嘘!そんなに話してないわよ、あんなヤツのことなんか~・・・でね、聞いて!」
この時間だけは俺だけのもの、なんて少し優越感だったり
「でねー・・あ、このお店。」
「んー?あぁ、この店そろそろオープンらしいで。」
「へぇ・・そっか、そういえばそう言ってたっけ。」
優越感もここで終り。
誰とは言わなくても分かる、きっとアイツから聞いたんやろ?
この日俺は1つだけ質問をした
「1つ聞きたいんやけど、違うんやったらゴメンな。」
「うん?なーに?」
「ルイはな、あの愕ってヤツ好きなん?」
「・・な、え!?」
みるみる真っ赤になる顔、ああそうか
(あたり か)
そのあといくつかそのことを聞いた
「どうなるか分かんないけど、がんばってみようかなーって。」
なんか照れるなぁ・と言う彼女は恋する女の子だった
「そっか!」
ぽんっ
そう肩を軽く叩いて言った
「まぁ、何かあれば俺に教えるんやで!話は聞いてやるで^^」
「ほんと?・・えへへ、ありがとうさっくん。」
ちくり
大好きなお前の笑顔がこんなにも辛くなるなんて
「ここまでありがとね、さっくんばいばーい^^」
「じゃーなルイ。」
どうせならこの想いに気付かなければ良かったのに
そうすれば無理して笑わなくてもきっと済むのに
(skri/1218)
sk→ri→ でした!乙女か!
きっと咲は帰り道では瑠衣さんを独占(?)できるからこの時間が好きなんだろうなと。
でもこの日を境に帰り道も気が気でなくなるに決まってる。